”目に見えないもの”ってフレーズをよく聞く。例えば「星の王子様」サンテグジュペリの名作。例えば「聞こえる」合唱コンお決まりの曲だ。きっと深い意味があるに違いないが、多くの格言がそうであるように本来の意味を失って一人歩きしてしまっているんじゃないだろうか。私もよく考えずに、この言葉だけは知っていた。
で、昨日吉本ばななのマリカの永い夜って本を読んでた時に、夢のことをふと思ったのだ。夢って、なんかぼんやりとしか見えないし、実家の隣にセントラルパークがあるなんて設定がいくらでもある。でも、そのおかしな設定の中のぼんやりとしか見えてない夢の中で、隣に立ってる人が誰かを確信していることや、むしろ見えてる状況以上のこと、隣に立ってる人が結婚したてですごく幸せってことを確信してるその感覚。それから、言語やコミュニケーションを勉強した人なら覚えてるかもしれないが、人がコミュニケーションする時、言葉としての言語はそのうちの1割も占めていない。8割方は表情、声のトーン、ボディーランゲージで会話しているという事実。
そしてそれと重なるようにして、昨夜母の友人が、私の体調を知っていて、ホメオパシーのエッセンスを買って届けてくれた。ホメオパシーって、西洋医学的な要素が一切入っていないもので、漢方よりも肉体的でない部分に働きかける療法。パニック障害の人が、発作が出たときににおいを嗅ぐと落ち着くオイルのブレンドとか、そーゆーものなのである。
なんだろうか。うまく説明できないけど、最近特に思うのは、物質的なものの非恒常性みたいなもの。物質って唯一目に見えるものだから、信頼性もあるし、恒常性もあるように見えて、実はそうじゃない気がするのだ。中世にあった魔女狩り、女の勘なんかが学術的に裏づけされてきて、これからもっとそーゆーことが解明されていくと思う。人によって意味は違うかもしれないが、目に見えないものの力、それを考えれば考えるほど、私は大笑いしていたいと思う。
Friday, January 29, 2010
Wednesday, January 27, 2010
early 1900's
Breakfast at Tiffany's by Capote, All the men are sad and The Great Gatsby and The curious case of Benjamin Button by Scott Fitzgerald.
Lost Generationと呼ばれるこの時代のアメリカに全然興味がなかったのだが、読み始めたら引き込まれて一気に読んでしまった。なんだろうか。70年代の昭和に憧れた時の様な、形の無いものに魅かれるような。でもすごくピンポイントでくすぐられるものがある。
本を読むとき、絵画を見るとき、音楽を聴くとき。アートと呼ばれるものに時代背景を絡めるとこんなに面白いということを最近知った。
Lost Generationと呼ばれるこの時代のアメリカに全然興味がなかったのだが、読み始めたら引き込まれて一気に読んでしまった。なんだろうか。70年代の昭和に憧れた時の様な、形の無いものに魅かれるような。でもすごくピンポイントでくすぐられるものがある。
本を読むとき、絵画を見るとき、音楽を聴くとき。アートと呼ばれるものに時代背景を絡めるとこんなに面白いということを最近知った。
Tuesday, January 26, 2010
Fun Fun Monday!
最近毎日真っ青な空で、お日様がぽかぽかあったかい。いやー日本の冬って素敵だ。
昨日は久しぶりに高幡不動尊を参って、サイゼリアに6時間くらい居座り、昼からワインなんて仰いでしまった。いいご身分だ。たくさんしゃべって、腹抱えて笑って、カレーをスパイスから作って、実に楽しい週の始まり。黄色ブドウ球菌に蝕まれ顔のかんたが、高尾まで送ってくれたし。
昨日は久しぶりに高幡不動尊を参って、サイゼリアに6時間くらい居座り、昼からワインなんて仰いでしまった。いいご身分だ。たくさんしゃべって、腹抱えて笑って、カレーをスパイスから作って、実に楽しい週の始まり。黄色ブドウ球菌に蝕まれ顔のかんたが、高尾まで送ってくれたし。
Wednesday, January 20, 2010
Full of Life!
大ちゃんとソフィアのNewZealandの写真が送られてきた。どの写真も、びっくりするような雄大な自然と楽しそうに笑う人達でいっぱいだった。彼らはFarm Stayと言って、農家の手伝いをする代わりに寝る場所と食事を提供してもらうという、お金の発生しないホームステイのシステムを使って、2ヶ月くらいNewZealandに行っていた。
大ちゃんとソフィアは、ここでは到底語りきれないほど素敵な、独特の感性と人生観を持って生きている夫婦。二人ともすっごく頭がよくて、二人してGoogleで働いて、あんなすごい会社を二人して数年で辞めて、この夏、自分達の手で家を建ててしまった。とにかく遊び心が半端でなく、人生楽しまなきゃ損!ってのが伝わってくる。
こないだUpした動画を制作した金髪クルクル頭の友人、Tyler。彼は、日本を徒歩で縦断し、神社でキャンプまでしたツワモノ。「幸せのちから」って映画にも出てるのだが、アメリカのAmazing Graceというクイズ番組で優勝し、一億円を勝ち取った男なのである。いつも楽しいことを思いつくことばかり考えているような、真剣にしょーもないことをする、生涯わんぱくを仕事にしたような人間。こないだの動画を観て、私はなんだか鳥肌が立ったのだ。
まだコトバにするには早すぎる段階で、形になっていないかもしれないけど、さて私はどんな風に生きていたいだろうって考えると、幸せだーと思う瞬間、楽しいと思う瞬間、笑う瞬間に凝縮されている気がする。どれだけ自分を幸せにできるか、教育の分野にあるべきだと思うくらい真剣に考えるべきこと。周りにはこんなに自由な人がいる。自由な発想をを実現してる人がいるのだ。武者震いしながら、今は自由と幸せを貪欲に学んでいこうと思う。
大ちゃんとソフィアは、ここでは到底語りきれないほど素敵な、独特の感性と人生観を持って生きている夫婦。二人ともすっごく頭がよくて、二人してGoogleで働いて、あんなすごい会社を二人して数年で辞めて、この夏、自分達の手で家を建ててしまった。とにかく遊び心が半端でなく、人生楽しまなきゃ損!ってのが伝わってくる。
こないだUpした動画を制作した金髪クルクル頭の友人、Tyler。彼は、日本を徒歩で縦断し、神社でキャンプまでしたツワモノ。「幸せのちから」って映画にも出てるのだが、アメリカのAmazing Graceというクイズ番組で優勝し、一億円を勝ち取った男なのである。いつも楽しいことを思いつくことばかり考えているような、真剣にしょーもないことをする、生涯わんぱくを仕事にしたような人間。こないだの動画を観て、私はなんだか鳥肌が立ったのだ。
まだコトバにするには早すぎる段階で、形になっていないかもしれないけど、さて私はどんな風に生きていたいだろうって考えると、幸せだーと思う瞬間、楽しいと思う瞬間、笑う瞬間に凝縮されている気がする。どれだけ自分を幸せにできるか、教育の分野にあるべきだと思うくらい真剣に考えるべきこと。周りにはこんなに自由な人がいる。自由な発想をを実現してる人がいるのだ。武者震いしながら、今は自由と幸せを貪欲に学んでいこうと思う。
Tuesday, January 19, 2010
winter wondering...
冬の午後。
暖かで柔らかな陽が
森の隙間をぬって差し込む。
なんという素敵な冬の午後。
Sigur Rosを聴きながらゆっくり散歩。
帰って挽きたてのコーヒーを飲む。
さて今からなにしよう。
暖かで柔らかな陽が
森の隙間をぬって差し込む。
なんという素敵な冬の午後。
Sigur Rosを聴きながらゆっくり散歩。
帰って挽きたてのコーヒーを飲む。
さて今からなにしよう。
Thursday, January 14, 2010
Wednesday, January 13, 2010
Aprons
エプロンが大好きである。
以前マナティにAntholopologie社のをもらって以来その魅力に取り付かれ、私服はもう何年も買い足してないのに、買い物に行けばエプロンばかりが目に入る。
何がいいのだろうか。
台所に立つのが好きなのも一つだが、私服では絶対に有り得ない衣装を着れる楽しみ。そう、それは衣装のレベルなんだと思う。中世の高貴な女性達がゴージャスなドレスを着飾ることに喜びを見出してたのにそう遠くないのかもしれない。そして、女性本来の本能である台所に立つその行為と矛盾共存する魅惑。
それはもう可愛いとか、エロいとかそういう次元を超えたものなんだと思う。
以前マナティにAntholopologie社のをもらって以来その魅力に取り付かれ、私服はもう何年も買い足してないのに、買い物に行けばエプロンばかりが目に入る。
何がいいのだろうか。
台所に立つのが好きなのも一つだが、私服では絶対に有り得ない衣装を着れる楽しみ。そう、それは衣装のレベルなんだと思う。中世の高貴な女性達がゴージャスなドレスを着飾ることに喜びを見出してたのにそう遠くないのかもしれない。そして、女性本来の本能である台所に立つその行為と矛盾共存する魅惑。
それはもう可愛いとか、エロいとかそういう次元を超えたものなんだと思う。
Saturday, January 9, 2010
at Grandpa's
正月、山梨にあるじぃちゃんちに行った。かなり気合の入った田舎で、じぃちゃんち含め周辺の家(と言っても見渡す限りほんの2,3件)は築400年とかだそうで、土壁の蔵や戦国時代に見るような窓らしきものが未だに残っている。ガチで自給自足生活してるし、水だって山から直にひいている。シャワーだってないし、ぼっとん便所じゃなくなったのもつい最近。昭和レトロとか呼ばれてこの頃流行ってる物を、リアルタイムで使っている。雑誌で見るよりこの家に来た方が早いね、笑。母と天井の低い台所に立って笑い合う。
最後にじぃちゃんちに行った時から、私の周りも私自身も随分と変わったのに、そんな世間から完全に隔離されて独自の時間の中で生きるじぃちゃんばぁちゃん。おこたのテーブルも、飾ってある富士山のタペストリーも、父が生まれたときからそこにあったと言う。
土蔵にある梅干は何百年物なんだろうか?なんだか気の遠くなるのを感じた。
最後にじぃちゃんちに行った時から、私の周りも私自身も随分と変わったのに、そんな世間から完全に隔離されて独自の時間の中で生きるじぃちゃんばぁちゃん。おこたのテーブルも、飾ってある富士山のタペストリーも、父が生まれたときからそこにあったと言う。
土蔵にある梅干は何百年物なんだろうか?なんだか気の遠くなるのを感じた。
Friday, January 8, 2010
New Year afterward...
年末正月気分も去り、普通な日常が戻りつつある。日本の冬ってのは想像以上に乾燥していて、天気がよい。梅雨に帰って来てあまりの天気の悪さに閉口したが、冬がこんなにも素敵だとは思っていなかった。午前中のひなたぼっこがとっても気持ちよい。やっぱり真っ青な空と太陽の光が好きだなと思う。
ところでブログに写真をアップできないのはなぜだろう?
ところでブログに写真をアップできないのはなぜだろう?
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