Saturday, February 12, 2011

snow falling and I'm reading

白い世界に深々と降り積もる雪は
人に本を読ませるなにかがあるのだろうか

数日前、雪と共に突如として解禁された小説熱は
いまだ収集がつかない

500ページ超の本を軽く2冊こなし
300ページくらいのをこなし
今また次を突き進んでいる

伊坂幸太郎氏のモダンタイムスは
世界のシステムや今世界が抱えてる問題
そして人間が存在する以上
一生尽きることのない問い、生きる価値について
うまく描かれてるなぁと思う
村上春樹を愛読する人達の心理が
なぜかこれを読んで、わかる気がした

奥田英朗のサウスバウンドもよかった
子供が大人や親に求めるのは
正義や善悪以上の信念なんだなと
昔よしもとばななと河合隼雄の対談で
同じようなことを言ってたのを思い出した
子供の頃はよかったなんて簡単に口にするものではない
ただ忘れてるだけなんだ

それから、小川糸の食堂かたつむり
夜中に部屋でひとり
くっくっくっ・・・と笑ってしまう
と同時に人生の中の仕事というパートを考えさせる
食堂エスカルゴ・・ではなく食堂かたつむり
今読んでよかった、と思えるような本でした


雪の日にはみんなは何をするんだろう?

2 comments:

  1. 「食堂かたつむり」、本は面白いねー。
    「サウスバウンド」は映画しか見てないなぁ。

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  2. ほんとだーサウスバウンド、映画になってるんだね。早速借りてきます。

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